読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

意外となんとかなる日記

世迷言を心に、綺麗事を頭に

スポンサーリンク

100万円を日経先物取引で溶かした話

ふと昔のことを思い出したので、想い出を書いてみます。

 

その昔、だいたい10年程前でしょうか。

職場の年上の人に「株式取引やらないか?」みたいなことをいわれました。

 

当時金融商品の知識が全くなく、株なんて無縁の存在だと思っていました。

職場の年上の人がいうには「すげぇ儲かるから○○(私)もやってみろよ」みたいな。

この時点でもう話のオチがわかりそうな強烈なフラグが立っていますが、それはさておき。

 

よくわからないまま適当に証券会社を選び、口座を開いて、めでたく故人凍死家の出来上がりです。

 

さすがにあまりにも知識が乏しいので数冊本を読みました。そのとき読んだ本のタイトルを忘れてしまいました。押し入れのどこかにあると思いますが、ちょっとそこまではすみません。

 

いくつか読んでなんとなくルールが分かり、とりあえず10万円を証券口座に入れて、取引をスタートしてみます。

 

が、株やったことある人だとわかりますが、10万円ではろくに買えないのです。最低30万円くらいはないと選べません。しかし当時はお金がほとんどないため、泣く泣くあと10万円追加しました。

 

その後なんとかやりくりしようとして、ミニ株というものに行きつきます。これは単元の10分の1で取引できます。これならば20万円でもあらかたの株を買うことができます。

 

が、単元の10分の1ということは、値動きも10分の1です。心をざわつかせた割に得られる額がしょっぱいのです。結局はプラスでもなく若干のマイナスで一旦引き上げます。

 

あと、知られていないことですが、証券口座に入れておくと利息のような配当に相当する額が毎月もらえます。

これは証券会社の運用成績で決まるのでいくらとは断定できませんが、当時は10000円当たり7円くらい貰えてていた記憶があります。おそらく10万円で70円のはずです、多分。

 

当時の定期預金の利率は忘れましたが、それよりは相当よかったことを覚えています。

また一部の料金の引き落としも証券口座でできたので、それを売りにしている証券会社もあったことを記憶しています。今は違うかもしれませんので、利用する場合は確認しないといけません。

 

 

と、なんだかもやもやしているそのさなか、出会ってしまうのです。FX取引というものに。

 

知っている人は多いと思うので簡単に説明しますが、FX取引とは通貨を取引するものです。また最大の特徴は証拠金のルールがあり、証券会社によって異なりますが手持ち資金の200倍分の取引を実現できこともあります。100万円なら2億円相当ですね。

 

ですがこれは想像通り、光速で利益がでることもありますが、光速で資金が無くなります。いや、もうびっくりするくらいの速度です。冗談抜きでまばたきしていたら証拠金がなくなることもあります。ありのまま起こったことを話さざるを得ない状態です。

 

FX取引が怖いのはまだあって、板が無い相対取引ですので、逆指値が刺さらないことがあります。逆指値というのは、110円で買ったけど「もし100円以下になったら損切りの売りを出す」という注文です。

 しばしば為替はパニックで値動きすることがあり、100円で売り注文を出しても98円50銭でしか売り注文が通らないときがあります。これにより、100円で売り注文が決済されていればマイナスにはならなかったけど、98円50銭だから口座がマイナスになってしまう・・・、ということがあります。滑るとか言ったりするそうです。

 

私の場合は30銭程度しか滑らなくて首の皮1枚残してセーフという経験しかありませんが、ここで手痛いスパルタ授業を受けることができました。

20万円が3万円くらいになったと思います、タブン。

 

あと売りや買いを持っていると睡眠が悪くなります。24時間稼働していますので、寝ている間に資金がなくなる可能性とかありえます。

 

 

冒頭に出て来た職場の年上の先輩ですが、その後はライブドア株を現物で全力買いして、みなさんご承知の通りです。あ、もちろん命はありましたよ(命しか保障しないのかというツッコミはおいといて)。

 

多分あの時代でこういう人はそれなりの人数が居たと思います。ただ現物の場合借金しなければマイナスにはならないので、やはり現物は手堅いと思います。

 

良い悪いではなく、要は比率とかバランスシートだとかの考え方だと思います。もちろん全力で行ってリスクを取りつつリターンを得るときもあるでしょうし。また、厳重に警戒して、買う量を減らすとかいろいろな手段を考えればよいと思うのです。

 

 

さて、そうして私はいよいよ出会います。日経先物取引に。

 

ここまでいろいろ取引をしているさなか、日経平均株価はよく見ていました。

株取引していてよく思うのです。日経平均株価が上がっても自分が持っている株は上がらない。逆に日経平均株価が下がったら自分の持っている株はガツンと下がる、ということを。

 

となると、日経平均株価を対象に取引した方が理不尽さが少ないと思ったのです。

 

また、日経先物は本来は100万円程度の証拠金が必要です。

日経ミニというものであれば、10万円程度の証拠金で始められます。通常とミニの違いは金額が10分の1になる程度です。それ以外の違いは手数料が違いますが、そんなに沢山の枚数を持つつもりは無いので問題にはなりませんでした。

 

証拠金の算出基準はありますが、ここでは端折ります。

www.rakuten-sec.co.jp

 

とりあえず100万円を先物口座に入れて取引スタートします。

で、早速読みを誤り続けて80万円程になります(ぇ

さらに、読みを誤り続けて60万円程になります(ぉぃ

さらにさらに読みを誤り続けて20万円程に(ry

 

おいぃ、予定と違ううぅぅ。

いや、ストレートに沈んだ訳ではないのです。コツコツ買って、ドカンと負ける。この繰り返しでした・・・。一番ダメなパターンです。

 

というのが2008年の9〜10月にかけてだったと思います。

運命の時がきます。

 

日経が暴落します。

f:id:Suechan:20150715235757p:plain

※画像元:Yahoo!ファイナンス

 

12000円から強烈な下げです。特に10月10日と14日は1000円動いています。

なぜほぼ1000円ちょうどかと思うのです。

実は日経先物に1000円という値幅制限があるのです。(今は知りません)

これがなんらかの影響があるように思います。

 

当時豆腐屋さんの車の漫画が流行っており下り最速などと揶揄されておりました。

 

この後は

f:id:Suechan:20150715235810p:plain

※画像元:Yahoo!ファイナンス

 

10月28日にザラ場で7000円を割ります。その後急上昇を果たします。

 

うろ覚えになってしまいますが、

  • 10月21日に日経先物ミニを2枚引け売り
  • 10月24日に証拠金に余力がでて追加で3枚売り
  • 10月28日に5枚の売りを全てを決済し(+40万円)、返す刀で3枚買い
  • 10月29日に3枚の買いを決済(+20万円)

たしかこんな取引をしました。

なんと20万円だった証拠金がこの10日程度で80万円になりました。

 

しびれるような取引です。今でも忘れない。俺たちの戦いはこれからです。

 

 

 

え、その後どうなったかですか?

 

・・・それは聞くまでもないじゃろう。

この後の上昇相場に売り向かった者の末路なんて知れてますって。

 

あ、でも先々月に現物取引で、ちょっぴり取り戻しましたよ。

 

suechan.hateblo.jp

 

スポンサーリンク