前回の続きです。
今回はSharePoint 2016をインストールし、初期ファーム構成を行います。
3.7)SharePoint 2016構成ファイルインストール
製品構成ウィザードを使っていきます。
(1)「サーバーマネージャー」で右上の「管理」-「役割と機能の追加」をクリック
(2)「役割と機能の追加ウィザード」の「開始する前に」で「次へ」をクリック
(3)「インストール種類の選択」で「次へ」をクリック
(4)「対象サーバーの選択」で「次へ」をクリック
(5)「サーバーの役割の選択」で「Webサーバー(IIS)」と「アプリケーションサーバー」にチェックを入れ「次へ」をクリック
(6)「機能の選択」で「Windows Identity Foundation 3.5」にチェックを入れ「次へ」をクリック
(7)「Webサーバーの役割(IIS)」で「次へ」をクリック
(8)「役割サービスの選択」で「次へ」をクリック
(9)「アプリケーションサーバー」で「次へ」をクリック
(10)「役割サービスの選択」で「次へ」をクリック
(11)「インストールオプションの確認」で「インストール」をクリック
(12)「インストールの進行状況」で「インストールが正常に完了しました。」と表示されたら「閉じる」をクリック
(13)スタートメニュー右クリック-「シャットダウンまたはサインアウト」-「再起動」をクリック
(14)spfarmでログイン
(15)スタートメニュー右クリック-「コマンドプロンプト(管理者)」をクリック
(16)「E:」と入力しEnterキーを押下
(17)下記コマンドを一つずつ入力しEnterキーを押下しインストールを行う(タスクマネージャーを見ながら作業してもよい)
・sqlncli.msi (SQLServerをインストールしているため不要)
・msodbcsql.msi
・Synchronization.msi
・WindowsServerAppFabricSetup_x64.exe /i cacheclient,cachingservice,cacheadmin /GAC
・MicrosoftIdentityExtensions-64.msi
・AppFabric-KB3092423-x64-JPN.exe
・setup_msipc_x64.exe (「Windows Updateを使用しない」を選択)
・WcfDataServices.exe /quiet
・vcredist_x64_2012.exe
・vc_redist.x64_2015.exe(不要)
・NDP46-KB3045557-x86-x64-AllOS-ENU.exe(不要)
(18)スタートメニュー右クリック-「シャットダウンまたはサインアウト」-「再起動」をクリック
(19)spfarmでログイン
(20)スタートメニュー右クリック-「プログラムと機能」-「WCF Data Services 5.6 Tools」をクリックし、「アンインストール」ボタンをクリック
(21)「WCF Data Services 5.6 Toolsセットアップ」で左下の「修復」ボタンをクリック
(22)「閉じる」をクリック
(23)スタートメニュー右クリック-「シャットダウンまたはサインアウト」-「再起動」をクリック
(24)spfarmでログイン
(25)エクスプローラーでEドライブを開き「officeserver.img」をダブルクリック
(26)「preqequisteinstaller.exe」をダブルクリック
(27)「SharePoint 2016 インストールガイド」のP15~17に沿って作業を行う(ほとんどの作業は「処理は実行されません」と表示される)
(28)「完了」をクリック
(29)スタートメニュー右クリック-「シャットダウンまたはサインアウト」-「再起動」をクリック
(30) spfarmでログイン
3.8)SharePoint 2016インストール
SharePoint 2016の初期ファームをインストールします。
(1)エクスプローラーでEドライブを開き、officeserver.imgをダブルクリック
(2)Setup.exeをダブルクリック
(3)「SharePoint 2016 インストールガイド」のP19~50に沿って作業を行う
a.相違点は以下
・P25の「データベースサーバー」に「TESTSHA」、「ユーザー名」に「consoto\spfarm」を入力
・P48の「同期を行いたいOU」は「Domain Users」にチェック
b.追加情報を以下
・IEの「Windowsセキュリティ」はspfarmの情報を入力
・「ようこそ」画面が出たら、スタートメニュー右クリック-「シャットダウンまたはサインアウト」-「再起動」をクリック
・再起動後は、スタートメニュー-(下画面)-「SharePoint 2016 サーバーの全体管理」をクリック、「サーバーの全体管理」-「構成ウィザード」をクリック、「ファーム構成ウィザード」をクリックし「SharePoint 2016 インストールガイド」の続きを行う
これでSharePoint 2016の初期ファーム設定が終わりました。
最後はサイトを作成し、クライアントから確認を行います。